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保育士として働いていると「もう疲れた!何もかもがイヤになった!」という瞬間は誰にでもあるでしょう。
かくいうわたしも、しょっちゅうパンクしていました。(えへへ)
とはいえ、何が苦しいのか?なかなか言語化できず、もどかしい思いもしたんですね。
そのようなもどかしい思いをしている保育士さんって意外に多く、そんな保育士さんのお役に立てるような記事を書きました。
実は保育士さんの悩みって複合的にがんじがらめになっており、言語化が難しいんです。
原因を一つ一つ解明するとともに、解決策やリフレッシュ方法も挙げてみました。
とはいえ、「もう限界だ」という方には転職サイトの記事や、退職代行の記事もご用意していますので、必要であれば参考にしてくださいね。
保育士が疲れるとこうなる〜心・体編〜
ここでは保育士が疲れたらこんな症状が出るよ、というお話をしていきます。
自分に当てはまるものがないかチェックしてくださいね。
1.保育園に行きたくない
保育士としての仕事は心身ともに負担が大きく、時には保育園に行くこと自体が苦痛に感じることがあります。
毎朝、出勤前に「今日は行きたくない」と強く思うことが増えたら、それは心が疲れているサインかもしれません。
この状態が続くと、さらにストレスが蓄積され、仕事に対するモチベーションダウンに。
こうした状況を改善するためには、まずは自分自身の気持ちをしっかりと見つめ直し、無理をせずに休息を取ることが重要です。
また、上司や同僚に相談し、サポートを得ることで心の負担を軽減することも大切。
時には専門のカウンセリングを受けることも検討してみてくださいね。
筆者が利用しているカウンセリングサービスは→こころスペースかなで
2.やる気が出ない・ネガティブになる
保育士の仕事にやる気が出ず、ネガティブな気持ちが強くなることも、心の疲れの一つの表れです。
以前は楽しかった業務や子どもたちとのふれあいが、今では重荷に感じられることがあります。
このような状態が続くと、自分自身の価値や能力に対する自信も失ってしまうでしょう。
やる気が出ない時は、無理に自分を奮い立たせるのではなく、一旦立ち止まって自分の心の声に耳を傾けることも重要。
リラックスできる時間を作り、趣味や好きなことに時間を割くことで、少しずつポジティブな気持ちを取り戻すことができます。
3.心が疲れている時:職員室から出たくない
心が疲れている時、職員室から出たくなくなることがあります。
「気がついたら1日終わってないかな・・なんとかなれ〜!」とちいかわのように思ったものです。
他の職員や子どもたちとのコミュニケーションが負担に感じられ、できるだけ人と関わりたくないと思うように。
これは心の疲れが限界に達しているサインかもしれません。
このような時は、自分を責めずに、必要な休息を取ることが大切です。
また、職場の環境を見直し、可能であれば業務の調整や分担を相談してみることも一つの方法です。
同僚や上司に心の状態を理解してもらい、協力を得ることで、少しずつ職場復帰に向けた準備を進めることができます。
心の健康を第一に考え、自分を大切にしてくださいね。
4.夜更かししてしまい朝スッキリ起きられない
一日の仕事の苦痛をなんとか帳尻を合わそうと夜更かしをしてしまい、翌朝スッキリ起きられないことがあります。
仕事のストレスや心の疲れが原因で、スマホを握り締めてSNSに張り付き、リラックスする時間が取れず、つい夜更かしをしてしまうことが多いです。
これが続くと、さらに体の疲れが溜まり、日中の仕事にも影響が。
規則正しい生活リズムを心がけることが重要です。
寝る前にリラックスできる習慣を取り入れ、質の良い睡眠を確保するようにしましょう。
また、ストレスを軽減するために、適度な運動やストレッチを取り入れることも効果的です。
5.食欲がないorやけ食い
体が疲れている時、食欲がなくなったり、逆にストレスからやけ食いをしてしまうことがあります。
食欲がない時は、無理に食べるのではなく、栄養バランスの取れた軽い食事を心がけることが大切。
また、やけ食いを防ぐためには、ストレスの原因を取り除くことが必要です。
リラックスできる時間を作り、自分の好きなことをすることで、心身のバランスを整えるようにしましょう。
食事は体と心の健康に直結しているため、適切な食生活を維持することが大切です。
保育園にいる管理栄養士のアドバイスを受けることも一つの方法です。
6.身体に痛みがある
体が疲れている時、腰痛や肩こりなど身体に痛みが出ることがあります。
保育士の仕事は体力的にハードで、特に長時間の抱っこやおんぶなどが原因で身体に負担がかかりますよね。
痛みが続く場合は、無理をせずに適切な休息を取り、専門医の診察を受けることが重要です。
また、定期的なストレッチや軽い運動を取り入れることで、身体の柔軟性を保ち、痛みを予防することができます。
仕事中も適切な姿勢を心がけ、体に負担をかけないように注意しましょう。
自分の体を大切にし、健康を維持することが長く働き続けるための秘訣です。
保育士をしていて疲れる瞬間10選
保育士をしていて「疲れたな・・」と思う瞬間を10個まとめてみました。
「いや10個もあるんかい!」と思わず突っ込みましたが・・、保育士はそれだけストレスのかかる仕事です。
一つずつ見ていきましょう!
1. 人間関係編
保育士同士
保育士の仕事はチームプレイが求められるため、同僚との人間関係は非常に重要です。
しかし、職場での人間関係がうまくいかないと、大きなストレスに。
例えば、意見の食い違いやコミュニケーション不足から生じるトラブルが挙げられます。
また、業務の負担が偏っていると感じる場合や、協力が得られない時には、仕事がさらに大変に。
このような状況では、職場環境の改善を図るための話し合いや、定期的なミーティングを通じて問題を解決することが必要です。
同僚との信頼関係を築くために、お互いの意見や気持ちを肯定し、尊重し合うことが大切です。
言うことを聞かない子供
保育士として子どもたちと接する中で、言うことを聞かない子供(まだ言葉や状況を理解できない赤ちゃん)たちへの対応は特に疲れを感じる場面の一つです。
子どもたちが指示に従わなかったり、ルールを守らなかったりすると、何度も注意しなければならず、そのたびにストレスが溜まります。
はたまたどれだけ抱っこ・おんぶしても泣き止まない赤ちゃんには身も心も削られますよね。
また、近年ですと発達障害児童も見逃せません。
噛みつき・引っ掻きと言った問題行動が頻発すると、一人の子供に多くの時間とエネルギーを費やすことになり、他の子どもたちに十分なケアができなくなることも。
このような場合、まずは子供の行動の背景を理解し、適切な対応策を講じることが重要です。
場合によっては、専門のサポートを受けることも検討し、効果的な指導方法を学ぶことが求められます。
非協力的な親
保育士として子どもたちのケアを行う上で、親とのコミュニケーションは欠かせません。
しかし、非協力的な親とのやり取りは大きな負担となります。
例えば、子どもの問題行動について話し合いを持ちかけても、理解を示さず協力を拒む親や、必要な情報を提供しない(例:食事調査票・就労証明書など)親がいる場合、保育の質に影響が出ることがあります。
また、親からの過度な要求やクレームも、保育士にとって大きなストレスとなります。
このような状況では、親とのコミュニケーションを円滑にするためのスキルを身につけることが重要。
定期的な面談や連絡帳を活用し、親との信頼関係を築く努力を続けることで、子どもの成長を共にサポートする環境を整えましょう。
2. 保育観が合わない
保育士として働いていると、同僚や上司との保育観が合わないことがストレスの原因となります。
例えば、子どもの教育方針や育児方法について意見が対立することがあります。
こうした違いが続くと、チームワークに影響を与え、仕事に対するモチベーションが低下することもあります。
保育観の違いを乗り越えるためには、オープンなコミュニケーションを心がけ、お互いの意見や価値観を尊重し合うことが重要。
定期的なミーティングや研修を通じて、共通の目標を確認し、協力し合う姿勢を育てることが求められます。
とくにコロコロ意見の変わる園長がいて、現場の保育士が対応に追われたり、園児や保育士のターゲティング(できない人間への執拗な叱責)が変わったりする時はこちらも「次の矛先は誰か」とピリつくものです。
3. お給料が安い
保育士の仕事は責任が重く、精神的にも体力的にも負担が大きいですが、給与が低いことが大きな問題です。
給与が安いと、生活の安定が難しく、将来への不安も増しますよね。
これが続くと、仕事に対する情熱ややりがいを見失いがちです。給与改善を目指すためには、労働組合や保育士の団体を通じて、適正な労働条件の確保を訴えることも一つ。
また、自分自身のスキルアップを図り、資格や経験を積むことで、給与の向上を目指すことも考えられます。
4. 仕事量が多い
保育士の仕事量は非常に多く、毎日の業務に追われることが多いです。
子どもたちのケアだけでなく、保護者との連絡やおたよりなどの書類作成、施設の清掃など、多岐にわたる業務をこなさなければなりません。
このため、時間的な余裕がなくなり、ストレスが溜まりやすくなります。仕事量を減らすためには、効率的な業務の進め方を工夫し、優先順位を明確にすることが重要。
また、チームでの協力体制を強化し、業務の分担やサポートを受けることで、負担を軽減することができます。
5. 行事の準備
保育園での行事の準備は、大きな負担となることが多いです。
発表会や運動会、季節のイベントなど、準備には多くの時間と労力がかかります。
特に細かな装飾やプログラムの作成、リハーサルの実施など、準備に追われる日々が続くと疲れが溜まるでしょう。
行事の準備をスムーズに進めるためには、計画的にスケジュールを立て、早めに取り組むことが重要です。
また、同僚との協力を強化し、役割分担を明確にすることで、効率的に準備を進めることができます。
とはいえ行事がある=仕事が増える、仕事のストレスがモロ子供に向かう負のスパイラルで「こんなにイベントいらなくね?」とは疑問に思いましたね。
6. 体力の限界
保育士の仕事は体力的にも非常にハードです。
日々の抱っこやおんぶ、園内外での活動など、体力を消耗する場面が多く、体力の限界を感じることもあります。
特に子供から感染症をもらうこともあり、体調を崩しやすくなります。
わたしもコロナやインフル、結膜炎はよくもらいました・・。
体力を維持するためには、適度な運動やストレッチを取り入れ、体のメンテナンスを怠らないことが大切です。
また、十分な睡眠と栄養バランスの取れた食事を心がけ、健康管理に努めることも重要です。
7. 休憩時間がない
保育士の仕事は忙しく、休憩時間を取るのが難しいことが多いです。
子どもたちのケアや突発的な対応に追われて、自分の休憩時間を確保できない場合があります。
これが続くと、体力だけでなく精神的な疲労も蓄積され、仕事のパフォーマンスが低下します。
わたしも休憩時間とは名目で、実際には保育室でおにぎりをかきこみながら血眼で連絡帳を書いたり園児記録を書いたりしていましたね。
8. 休みが取りにくい
保育士の仕事は指数があり、人手が必要とされるため、休みを取りにくいです。
特に急な休みが必要な場合や連休を希望する場合に、調整が難しいことが多いです。
これが続くと、心身ともに疲れが溜まり、仕事の意欲を失う原因に。
休みを取りやすくするためには、事前に計画を立てて早めに申請することが重要です。
また、職場全体で休暇を取りやすい環境を作るための取り組みを進め、互いに助け合う体制を整えることが求められます。
9. 持ち帰り制作
保育士の仕事は、業務時間内に終わらないことが多く、持ち帰り制作が発生することがあります。
特に行事の準備や制作の作成など、家での作業が増えると、プライベートの時間が削られ、ストレスが溜まるでしょう。
持ち帰り制作を減らすためには、業務の効率化を図り、職場での作業時間を最大限に活用することが重要です。
また、同僚との協力を強化し、分担して作業を進めることで、負担を軽減することができます。
10. 子供への責任感
保育士として働く上で、子どもたちへの責任感は非常に重く感じることがあります。
子どもたちの安全や成長を預かる立場として、その責任は大きなものです。
特に問題行動や事故が発生した場合には、自分自身を責めてしまいますよね。
このような責任感が過度に重く感じられると、心身の負担が大きくなります。
責任感を適切に管理するためには、自分一人で抱え込まずに、同僚や上司と情報を共有し、サポートを受けることが大切。
また、定期的な研修やメンタルヘルスケアを通じて、ストレスを軽減する方法を学ぶことも重要です。
保育士が疲れた時には〜ストレス発散編〜
ここでは保育士のストレス発散方法をお話ししていきます。
すでに取り組んでいるものもあるかもしれませんが、「まだこれやったことない!」というものがあれば、取り組んでみてくださいね♪